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ソフト産業プラザTEQSを訪問しました

在大阪イタリア総領事マルコ・プレンチペはソフト産業プラザTEQSを訪問しました。TEQSは2020年10月に創設された多目的施設で、5Gラボ大阪をはじめ多国籍持株会社ソフトバンク、OBDA公益財団法人大阪産業局とiRooboから成る共同体です。5Gテクノロジーが必要なあわせて33のプロジェクトが提案されています。大阪産業局が主催した視察には東京のイスラエル大使館はじめ大阪の米国領事館や英国領事館の担当者らが参加しました。

5Gラボ大阪のプロジェクトは、最新のテクノロジーであるVR(バーチャルリアリティー)にとどまらず、IoT(モノのインターネット)、診断、ロボット工学、オートメーション、AI(人工知能)、顔認識、音声認識といった5Gテクノロジーの応用分野を想定した新しいビジネスをサポートするためのプロジェクトです。

大阪産業局からは2025年の大阪万博開催を見据えた取り組みのほか、梅田駅周辺のうめきたエリアのリニューアル計画として、2031年の完成を予定している「うめきた第2期」エリアに緑の拠点を設けるプロジェクトについても紹介がありました。

地域がもたらす課題の中で日本の最先端技術「Jテック」の基準を満たしているとして、4月12日に大阪はつくばに続いて2番目のスーパーシティとして政府から選ばれました。

TEQSの主なミッションは、創造・成長・統制の3段階からなるプロセスを通じて、人・テクノロジー・ビジネスのネットワークを構築することです。まず5Gテクノロジーを利用した新たなビジネスを創造することです。次に成長の段階では様々なビジネスにアドバイスやフォローアップのサービスを提供します。このサービスを利用する企業は17社にのぼり、日本だけでなくロシアや中国、シンガポールのスタートアップ企業も含まれます。最後に、統制のフェーズにおいては歩行者サイドバイサイドシステムだけでなく、VRを用いた手術の遠隔操作サービス、自動運転システム、物流ロボットなど具体的なデモンストレーションを実施します。さらにラボではロボット工学、WEB3、ブロックチェーン、メタバースをはじめ前述したVRに関してのセミナーも数多く開催しています。