在大阪イタリア総領事館が大阪中之島美術館において開催した講演会の折に、20世紀を代表する名作であり、イタリア未来派のシンボルとして知られるウンベルト・ボッチョーニの彫刻作品「空間における連続性の唯一の形態」が日本で初めて展示されました。
「イタリアにおける未来派運動－ウンベルト・ボッチョーニによる傑作の歴史」と題された講演会は、地元経済界、文化界、メディア、関西領事団など160名以上の参加のもと、大盛況のうちに終了しました。
講演会を行ったアルベルト・ダンブルオーゾ教授は、イタリアにおける未来派運動の革命的意義と、日本の現代芸術界とのつながりに焦点を当て、ロベルト・ビロティ・ルッジ・ダラゴーナ氏のプライベートコレクションのひとつであるウンベルト・ボッチョーニの作品について明快な解説を展開しました。
マルコ・プレンチペ在大阪イタリア総領事は、開会の辞においてイタリアの優れた芸術性をより広めることを共通目的とする、在大阪イタリア総領事館、イタリア文化会館－大阪と大阪中之島美術館の間の価値ある協力関係を強調しました。
