8月4日、「Giornate della Moda Italiana nel Mondo (GMIM:世界のモーダ・イタリアーナ・デイズ)」の第1回エディションが始まります。これは、昨年1月に外務大臣アントニオ・タヤーニがイタリア貿易振興会とともに成長外交の一環としてファッション業界の主要企業と協力し、立ち上げたイニシアチブです。
この世界巡回型プロモーション・プロジェクトは、“システマ・イタリア(政府が一丸となってイタリアをプロモートしようという試み)”と連動しています。モーダ・イタリアーナは62,000以上の企業と500,000人以上の労働人口を抱える巨大産業です。イタリア製品の価値を正しく評価してもらい、業界企業の海外展開をサポートするのが目的です。そして、このプロジェクトは “オポテュニタリー(イタリア外務省とイタリア貿易振興会の協働キャンペーン)”とも連動していて、海外企業との出会いの場を提供し、輸出を促進するためのイベントを多数企画しています。
プロジェクトは今年1月、ローマで正式に発足しました。プロジェクトの覚書にはANFAO、Camera Nazionale della Moda Italian、Confapi Uniontessile、Confartigianato Moda、Confartigianato Orafi、CNA Federmoda、CNA Orafi、Confindustria Accessori Moda、Confindustria FEDERORAFI、Confindustria Moda – Federazione Tessile e Moda、Altagammaが参画しています。
記念すべき第1回エディションは、システマ・イタリアの重要なプログラムとして2025大阪・関西万博イタリア館でおこなわれます。クララ・トーシ・パンフィリが監修し、イタリア総領事館、万博政府代表、イタリア貿易振興会が外務省システマ・イタリア総局の協力を得て『Italia è Moda(イタリアはモーダだ)』と題するエキシビジョンを開催します。
GMIM(世界のモーダ・イタリアーナ・デイズ)の2025年の開催は9月初旬のドバイに始まり、ブラジルのサンパウロ、リオデジャネイロ、ベロオリゾンテ(10月中旬)、インドのニューデリー、アーメダバード、ムンバイ(10月末)を予定しています。