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新宮晋先生をお迎えしてのアーティスト・トークイベント

在大阪イタリア総領事マルコ・プレンチペは世界的に有名な日本人彫刻家である新宮晋先生をお迎えしてのアーティスト・トークイベントを開催致しました。新宮先生は大阪のご出身で、何十年にもわたる芸術家としてのキャリアにおいて芸術とテクノロジーそして自然の力を組み合わせたキネティック・アートという独創的な彫刻スタイルで世界的に名を知られる彫刻家となりました。

地元の関係者や経済界を代表する方々、領事団のメンバーなどを前に、新宮先生は1960年代にフランコ・ジェンティリーニ教授のもと美術アカデミーで学ぶためイタリア政府の奨学金を得てローマに渡ってから始まったイタリアとの関わりに触れながら、芸術家として歩んだ道のりを振り返りました。

レオナルドをはじめとする過去の偉大な芸術家だけでなく、現代ではとりわけ数十年にわたる堅い絆と友情で結ばれたレンツォ・ピアノ氏などとの絶え間ない対話を通じてより豊かに育まれたイタリアとの特別なつながりを新宮先生は協調しました。

ジェノヴァにはアメリカ大陸発見500周年を記念して作られた「コロンボの風」や、ミラノの新聞社Sole 24 Oreには「光の雲」、トリノのリンゴット地区には「雨の場所」などイタリアにも新宮先生の作品が数多くあります。

ジャンニ・デサンティス教授が館長を務める大阪イタリア文化会館が企画した「イタリアの偉大な友人達」と題したシリーズで発表された新宮先生の動画「私のイタリア」に続いて、イタリア総領事館が今回のアーティスト・ト-クイベントを主催しました。